MOTO NAVI もう一度オートバイと暮らす
『SRと暮らそう。-SR is My Real Motorcycle.-』
シンプルなパイプフレームに搭載された、399ccの単気筒エンジン。
SRは登場から36年のあいだ、姿を変えず生きながらえてきた。
喧騒のバイクブームをやり過ごし、二輪車不遇の時期を乗り越えて。
セルスターターさえ持たないその素っ気ない成り立ちは、本当に必要な
モノ以外削ぎ落とした、ひとつの究極のカタチなのだ。
忘れかけていたオートバイの愉しさを、
SRは思い出させてくれるかも・・・
長い間、オートバイに乗り 数多くの車両を乗り継いだ。
いつかは、SRを手に入れようと思っているがまだ実現していない。
手に入れたら カフェレーサー風にカスタムするか フルノーマルで
乗るかどちらだろう?
スポンサーサイト
道具論 榮久庵 憲司
著者は、道具にも魂があり、使う人間の心の世界までも追求している。
日本の、工業デザインの先駆けで、キッコーマンの醤油瓶のデザインをした
有名な人である。
オートバイについては、以下のような解釈がある。著者がライダーがどうかは、
不明だがオートバイという道具の理解の深さには、恐れ入りました。
第三章 道具と欲望 より抜粋
オートバイも自己同一化、ないし道具の人間化に、激しく深入りできる対象
である。オートバイにまたがれば人馬一体ならぬ人機一体、エンジンの鼓動が身体でわかる。関節のどこが凝っているかもわかる。血液に白血球が増えていればオイル交換。
内臓や気管に不調があればお医者。自分で解体して、治療するようになれば本物である。
オートバイは走る。動くからには動物といってよい。実際、人機一体となって
ツーリングしてみると、実感として動物である。ちょっとした操作にも鋭敏に反応してくれる。その反応も繊細に応答してくれると、おまえはいい奴だ、と肉声でいってしまう。
炎天下をツーリング途中、涼しげな木陰があると、愛馬を休めてやろう、というのと同じ気持ちで愛車のために休息をとる。自分が休むためでないところが自己同一化にはまっている人、である。休んでいるあいだにも、愛人を眺めるように、愛車に視線を送っている。
そんな愛を注いでいる動物にまたがるとき、それは人と機械との、人機のセックスである。男がまたがれば愛車は女として反応してくれる。女がまたがれば男として・・・・・。
疾走のエクスタシーに、めるくめく思いの果てに、愛車もろとも昇天してしまうケースさえ、決して稀ではない。
オートバイなどの道具を理解するまでは、まだまだ修行が必要です
モトグッチメンテナンスブック
OHV 2バルブVツイン完全整備分解手帖
モトグッチ社による整備マニュアルに沿って、モトグッチOHV2バルブVツインの
メンテナンスを難易度別に紹介。Vツインの系譜、メカニックトーク、モトグッチ
博物館、オーバーホールなども収録。 これであなたもグッチ通
ルマン-Ⅱに乗っていたことがあって縦置きクランクとシャフトドライブの
魅力の虜になりました。グッチの2バルブ車も高価になって手に入りにくく
なったけど、機会があったらぜひもう一度手に入れたい